印象の力

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印象の力について

今回の『印象の力』について理解できると

  • 他者の印象をコントロールできる。
  • 色によって「自分の気持ち」をコントロールできる。

 

の2つのメリットがあります。
それでは早速説明していきたいと思います。

 

赤色の力

赤 青

今回は研究や実験データがあるのでそちらを主に見ていきましょう!

 

2004年 アテネ五輪の際 イギリスのダラム大学 R・ヒルが4種類に注目しました。

注目した種目:ボクシング・テコンドー・レスリング・フリースタイル

格闘技がメインですね。

条件:のユニフォームや防具を身につけて戦う。

 

結果:

対戦相手との実力差がある場合は、関係なかったが実力差ない場合は4種目を平均すると

  • の勝率が62%
  • の勝率が38%

はるかに凌ぐ勝率だった。

 

結論:赤のユニフォームを身に着けると自分が強くなった気分になり、青のユニフォームはその逆にであった。

 

動物界でも強さを表すのは「」になります。

動物界にも繁殖の時期にオスの身体が赤くなり、赤ければ赤いほどオスは優位になります。

単純にメスにもてるということですね。

例えば・・・

  • トゲウオのオスはお腹が赤くなります。
  • キンカンチョウのオスもクチバシが赤くなります。

これは男性ホルモンのテストステロンの作用である。

ですので、赤を身にまとうことで対戦者は相手のテストステロンのレベルが高く、相手を恐れてしまうのです。

 

赤が与える印象

 

ドイツ ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学のN・ハーゲマンさんの研究で

手順:テコンドーのベテラン審判に42人に対して実力に差がない男性の選手の試合の動画を見せ採点してもらう。

結果:赤が優勢であるという採点の傾向が出ました。

 

しかし、この研究には「仕掛け」がありました・・・

先程の研究に対して

手順:先程の動画に画像処理を施し、を差し替えた。

結果:からへ変わった選手の採点が先程良くなりました。
からへ変わった選手では採点が悪くなった。

色が変わるだけで、試合の印象が変わるのでこの現象を是非活用してみましょう。

 

赤は女性の魅力を引き立てる。

赤 青

は男によって強そうに見えますが、女性はどうでしょうか・・・?

実はこれを研究した人がいましたのでご紹介したいと思います。

 

アメリカ ロチェスター大学のA・J・エリオットさんの研究で・・・

地域:西アフリカ ブルキナファソにて・・・

条件:① 首都に離れた田舎で今でも電気・水道も通っていない
② ほとんどの人は農業
③ 宗教も長く伝わり根付いていて、西洋文明の影響を受けていない。
④ 謝礼は袋一杯の米

できるだけ人間の本能に近い状態を選んでいますね。

 

手順:

  • 男性42人(18歳~30歳)を21人ずつの2つのグループに分けました。
  • 一つのグループは西アフリカ人の1人の女性の「モノクロの写真を赤い枠で囲んだ写真」を見せた。
  • もう一つのグループは「同じ写真を青い枠で囲んだ写真」を見せた。
  • 写真の女性の評価は1~5までの評価。
  • 写真の提示時間は5秒のみ。※顔を見ることに必死で枠を見る余裕をなくすため。

※この提示時間が5秒のみについての参考記事はコチラから

 

結果:

  • 赤枠の魅力の平均値が「4.62」に対して
  • 青枠の魅力の平均値が「4.14」であった。

 

結論:色の効果は「無意識的に選んでいる」ことが解りました。赤に囲まれた顔写真はより魅力的に見えるのが判明した。

 

女性は月経周期のうち一番妊娠しやすい排卵期に血流がよくなり、唇や皮膚など柔らかい部分が膨らみ赤みを増します。

男性から見たら赤を身にまとうことでより健康的に見えるのでした。

 

黒は怖い!?

黒

先程は赤色の効果は自分をより引き立てるという事が解りましたが、それでは別の色・・・

黒はどうでしょうか・・・これも研究がありました。

 

1988年 アメリカ ニューヨーク州 コーネル大学 MG・フランクさんとT・ギロヴィッチさんの研究です。

手順:アメリカの「プロフットボール」と「プロアイスホッケー」のチームの「ユニフォームの色」と反則によるペナルティーの関係性を過去15年間調べてました。

結果:「黒いユニフォーム」は他の色のチームよりもよくペナルティーを受ける傾向があった

 

その後、アイスホッケーに絞り「黒いユニフォーム」のチームがペナルティを受ける率が高いのは「ひじうち」や「フェンスへの押し付け」などの危険行為のみで他の「暴力的ではない反則行為について」は「他のチームとの違いはなかった」のでした。

 

黒を着ていると暴力的になるのか!?

 

先程の調べていた内容を「フランクさん」と「ギロヴィッチさん」は再度検証してみた。

手順:

  • 学生を「3人1組」にする。
  • 他のチームと何らかの「ゲームで対戦する」ことを告げる。
  • 各チームは白または黒のユニフォームを着せる。※本人たちにはチームの一体感を高めるためだとウソの説明がされている。
  • 全部で12種類のゲームのうちから5つ選ぶように指示されます。
  • ゲームの種類は、「騎馬戦」のような身体を張る攻撃的なものもあれば、「ブロック積み」のような他者に接触すらしないものまで用意した。

結果:「黒いユニフォーム」を着たチームは、より攻撃的なゲームを選ぶ傾向があった。

結論:先程の過去の調べ同様に「黒いユニフォーム」を着ることによって攻撃的な気持ちになることが分かった。

 

黒を着ている人への印象はどうなの!?

 

では、「黒いユニフォーム」を着用することで攻撃的になるのが分かったが、印象の方はどうかという実験を行いました。

 

印象については、1988年には画像処理の技術がなく別のやり方で実験しました。

手順:

  • フットボールの試合の様子を短い動画で撮る。
  • あらかじめ「脚本があり」選手たちに指示通りに動いてもらう。
  • 守備側が「白いユニフォーム」の場合と「黒いユニフォーム」の場合の2本の動画をつくる。
  • 攻撃側のユニフォームは2回ともにする。
  • いずれも同じ動きをする。

 

結果:まったく同じ動きをしているのに「黒いユニフォーム」を着ているとより乱暴で攻撃的な動きをしているように見えた。

 

結論:人は「黒いユニフォーム」を着るとより攻撃的になり、実際の攻撃性も「他者に与える印象はインパクトがある」ものだった。

 

色は着用する人とそれを見ている人に同じような影響を与えることがわかった。

ですので、その店舗や業種にあった色を選ぶことによって、「お客様からの印象」と「着る人の行動」にも影響を与えるので色選びには注意が必要である。

 

まとめ

まとめ

今回は色におけるお話でした。

早速まとめていきたいと思います。

赤と青のユニフォームや防具を身につけて戦かった場合赤のユニフォームを身に着けると自分が強くなった気分になり、青のユニフォームはその逆にであった。

 

そして、色が与える他者への印象は「無意識的に選んでいる」ことが解りました。特に男性から見た女性は赤に囲まれた顔写真はより魅力的に見えるのが判明した。

 

そしてと同様に「黒いユニフォーム」を着ることによって攻撃的な気持ちになるという色に対しての影響があることが判明した。

そして、他者に与える影響も「黒いユニフォーム」を着ると「攻撃性を感じる印象」があった。

 

これらを踏まえて、色に与える影響は自分のみならず他人までに影響を及ぼし、色のイメージは自分も他人も同じように思っていることがわかった。

ですので、これらの『印象の力』を活用してお客様からの『信頼獲得』につなげていければと思います。

今回は以上となります。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます^^b

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