エンドルフィン

エンドルフィンという脳内物質をご存知でしょうか?

エンドルフィンとは、神経伝達物質の一部で分泌されてると体中の痛みや精神的な苦痛から解放され、

『幸せな感覚』や『集中力』が飛躍的に上昇する脳内物質です。

この『エンドルフィン』を理解し、活用して自分自身の能力をアップさせましょう!

スポンサーリンク




【脳内麻薬】エンドルフィンについて

 

今回の『エンドルフィン』を理解することで、以下のメリットがあります。

  • 集中力の高め方についてわかる。
  • ストレス等の鎮痛効果を知ることができる。
  • 幸福感のメカニズムを理解できて意図して出せるようにできる。

それでは早速説明していきたいと思います。

【脳内麻薬】エンドルフィンとは

『エンドルフィン』とはズバリ『究極集中ホルモン』です。

なぜなら、『エンドルフィン』は「脳内麻薬」と呼ばれていてモルヒネの鎮痛作用の6.5倍があると言われているからです。

例えば・・・

苦しい筋トレやスポーツなどで「大きなストレス」にがかかった時にエンドルフィンが分泌され

「精神的な苦痛」を和らげ、物凄い集中力が高まります。

『エンドルフィン』の分泌される場所は、人間の生存本能を司る脳下垂体より分泌され大脳皮質」「視床」「脊髄」に分布します。「オピロイド受容体」に結合し鎮痛作用のほかに「幸福感」を得ることができます。

 

ざっくり流れを説明すると・・・

エンドルフィンが分泌

オピロイド受容体に結合

鎮痛作用・幸福感

になります。

 

「オピロイド受容体」コカインとヘロインなどの麻薬にも結合しますので、コカインやヘロインでも「幸福感」などが得られるのは、この「オピロイド受容体」に結びついてしまうのが原因になるわけです。

 

そして、「オピロイド受容体」と結びつくことで『幸福感』『肉体的・精神的苦痛の鎮痛作用』が得られ麻薬中毒になるわけです。

 

因みに、『エンドルフィン』は3種類ありまして、α(アルファ)β(ベータ)γ(ガンマ)の3種類あります。そのうちβ(ベータ)エンドルフィンが苦痛の除去に大きく分泌されます。

 

今回はβ(ベータ)エンドルフィンも含めたお話を進めていきたいとおもいます。

 

▼脳の構造についての関連記事はコチラ▼

スポンサーリンク



【脳内麻薬】エンドルフィンが分泌されるとき

 

エンドルフィンの分泌について詳しく見ていきましょう!

『エンドルフィン』は『究極の集中力ホルモン』でありますので、分泌されるときも究極な状態の時に分泌されます。

例えば、「世界名作劇場のフランダースの犬」の最終回で・・・

具体例

大聖堂の床に倒れているネロの顔をなめるパトラッシュ。

気づいて目を開けたネロは、パトラッシュに話しかけます。

「探しに来てくれたんだね、ありがとう。僕たちはいつまでも一緒だね。ずっと見たかった絵を見ることができて、すごく幸せなんだよ

「パトラッシュ……疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ……パトラッシュ……」

飢えと寒さの中、大聖堂でパトラッシュと共に静かに息を引き取ったのでした。

 

具体例にするには少しセンシティブな内容でしたが、いつ見ても泣ける「フランダースの犬」です。

ネロは飢えと寒さの究極な苦痛を感じた時に、パトラッシュはお互いの絆を感じながら幸福感」の中で天国へ旅たちました。

この生死の境は人間にとって究極状態で、『極度のストレス』で「幸福感と幻覚」が現れたということは、「ネロとパトラッシュ」の脳内で『エンドルフィン』が分泌されたのです。

 

逆に、めちゃめちゃ元気な人がこの状態でしたら「幸福感」というよりは「達成感」になりますよね。

 

【脳内麻薬】エンドルフィンが分泌されるときの具体例:ランナーズハイ

 

『エンドルフィン』の具体例で「ランナーズハイ」がよく使われます。

「ランナーズハイ」を理解することで、エンドルフィンの分泌の手順を理解できます。

 

ランナーズハイ
長距離を走っているとある時を境に身体が軽くなり気分も総会になります。
そして、気分が高揚し・・・
「幸福感」
「充実感」
「達成感」
を感じたことありませんか?

 

個人的な実体験で、昔は力仕事をしていて新築建物の材料を運んでいました。1枚15キロくらいある荷物を4枚もったり8枚もったりと正直きつかったことがありましたが、その仕事は好きでした。

というのも、徐々に自分が力がついてきたのもわかり、仕事が終わった時の「達成感」や「充実感」はありました。

雨の日に材料を濡らしたらまずいので、一緒に運んでる人と走って荷物を運んでいたときに「きつかった身体が急に楽になり呼吸が安定してきて、重たい材料を走って運ぶマシーン」みたいな感覚になりました。

 

当時は私は気がついていなかったのですが、これが『エンドルフィン』の効果だと最近になって理解しました。

 

「ランナーズハイ」の話に戻りますが、「ランナーズハイ」と『エンドルフィン』の関係性についての研究がありました。

 

ランナーズハイとエンドルフィンの研究について

2008年 ドイツのミュンヘン工科大学でのヘニング・ベッカー教授チームの研究で

  • 手順:長時間走り続けた陸上選手に、核医学検査して画像化した。
  • 結果:「ランナーズハイ」と『エンドルフィン』の関係性が存在した画像化に成功した。
  • 結論:長時間走り続けると『エンドルフィン』が生成されて脳内のオピロイド受容体と結合していると証明された。

 

以上のことから『エンドルフィン』は痛みや苦しさから「身体的ストレス」や「精神的ストレス」から身を守ってくれる脳内物質ということがわかりました。

 

【脳内麻薬】エンドルフィンの分泌について:α波(アルファ波)とエンドルフィン

▼α波(アルファ波)に関しての参考記事はコチラから▼

 

先程の研究のとおり「力仕事やランニング」等の

  • 身体的痛み
  • 苦しさ

から『エンドルフィン』が「幸せ」に変えてくれることがわかりました。

 

それでは次は『エンドルフィン』の分泌される過程をおさらいをしましょう!

 

エンドルフィンの分泌過程
ストレス

脳下垂体
POCM
(プロオピオメラノコルチン)

ACTHが分泌
エンドルフィンが分泌
※ACTHは『身体の苦痛を沈静化]』する。
※エンドルフィンは『精神的苦痛を沈静化』する。

という分泌過程になります。

 

 

ストレスが過度がかかった場合で、『エンドルフィン』が分泌されることもありますが・・・

実は「癒された」「リラックスした」と感じた瞬間にも『エンドルフィン』が分泌されるという研究結果があります。

早速その研究結果を見ていきましょう!

 

癒しとエンドルフィン
  • 手順:「愛犬家」と「犬」の「さわる」「なでる」といった親密な触れ合い行動をしてもらう。
  • 結果:「愛犬家」と「犬」との両方で血中の『エンドルフィン』の濃度が上昇した。
  • 結論:ペットによる癒しの中でリラックスしている状態でも『エンドルフィン』が分泌されることがわかった。

ペットによる癒しの効果で、心と体がリラックスした状態で『エンドルフィン』の分泌が確認されました。

その時のリラックスした脳の状態が『α波(アルファ波)』になっているのです。

 

この、『α波(アルファ波)』は瞑想や座禅をすると、脳がα波(アルファ波)がでます。

 

α波(アルファ波)がでると・・・

  • 脳が休まる
  • 注意力
  • 集中力
  • 記憶力
  • 創造性

などの多くの脳機能を高めてくれます。

▼α波(アルファ波)に関しての参考記事はコチラから▼

スポンサーリンク



【脳内麻薬】エンドルフィンの分泌について:α波(アルファ波)を出して脳内麻薬を作り出せ!!

▼α波(アルファ波)に関しての参考記事はコチラから▼

 

α波(アルファ波)は「癒しの時間」を持つことで出やすくなります。

ではどのような状態がでやすいかというと

 

  • クラシック音楽を流す(二胡おすすめです!)
  • 好きな音楽を聴いている時
  • 自然の音(川の流れる音が好きです!)
  • 大好きな食べ物を食べている時。
  • 風が心地よい時(やさしくなでられているような感覚ですよね)
  • アロマの香りをかいだ時
  • 目を閉じてリラックスしている時
  • 1つに集中している時
  • ヨガや座禅している時

 

このように方法論はいっぱいありますが、一言でいうと・・・

「リラクッス」できる時間をもつとα波(アルファ波)が出やすくなります。

ですので、自分の能力を高めたい時はできるだけリラックスできる環境を作りましょう!

【脳内麻薬】エンドルフィンの分泌について:サウナとお風呂

 

エンドルフィンの分泌する方法で、お風呂やサウナに入るのも一つの方法になります。

科学的な根拠もあるのですが、『エンドルフィン』の性質上、身体に耐え難い苦痛があると分泌するものです。

その原理を活用したのが、サウナやちょっと熱いお風呂に入る事です。

もちろん健康状態を気にしたうえでの方法になりますのでご注意ください。

 

科学的に根拠がある回数は1日4回まで。

 

時間をコントロールしてセ氏47度と過熱した湯に3分間つかる。

温泉療法専門医の早坂信哉・東京都市大学教授は「血圧が高い人や心臓に疾病がある人には勧められない方法だ」という。

カラダへの危険性もよく確認することが求められます。

 

また、静岡県でエンドルフィンの分泌についての統計がありますのでご紹介したいと思います。

早坂教授らは静岡県と協力して2012年、県内の成人6000人を対象に、毎日お風呂に入る人と週7回未満の人の幸福度の高さを比べた。

毎日入る人で幸福度の高い割合は53.9%だったのに対し、週7回未満の人の場合は44%にとどまった。

毎日入る人の方が健康状態も良いと予想されるのに加え「入浴習慣がエンドルフィンの放出に関係している可能性がある」(早坂教授)。

温度や時間に縛られず、お風呂を楽しんでも十分だろう。

ヘルスUP 健康づくり

 

この統計から、サウナや少し集めのお風呂とのエンドルフィンの分泌の関係がわかります。

ストレスを感じましたら、ちょっと熱めのお湯に入ってみるのもいいかもしれませんね!

【脳内麻薬】エンドルフィンの生成を助ける食事について

エンドルフィンは脂ぎっているものやスイーツを過食たりするよく聞く「どか食い」で分泌が活発になりますが、それじゃあ健康に悪いです。

しっかりとからだがハッピーになる、ハツラツとしたお食事を集中的に摂ることを意識すると、からだにも脳にもできの良いエンドルフィンの分泌を実現します。

そうするためには次にあげるような食事がイチ押しです。

 

  • スムージー

ミキサーさえキープしいたなら、バナナやリンゴ、ヨーグルトを注ぎ込むだけで、サクっとビタミンBやマグネシウムを飲む事ができるというわけです。

 

魚はオメガ3脂肪酸をいっぱい含めてあります。オメガ3脂肪酸は、セロトニンの形成になくては困ります。その中でもイワシやマグロの赤みにいっぱい盛り込まれているので、アグレッシブに飲むようにお心掛けください。

【脳内麻薬】エンドルフィンの分泌について:ドーパミンとエンドルフィンの相乗効果

 

人間は快の刺激を得ると、「ドーパミン」と一緒に『エンドルフィン』が出やすくなります。

『エンドルフィン』と「ドーパミン」が一緒に分泌されるとドーパミン単体に比べて

 

10倍~20倍の「快感」と「幸福感」が得られるといいます。

 

なぜなら「ドーパミン」を抑制する仕組みで「GABA神経」があります。

『エンドルフィン』はこの「ドーパミン」を抑制する「GABA神経」を抑制しますので「ドーパミン」が更にでやすくなります。

 

ざっくりとしたイメージとしては通常・・・

ドーパミンを分泌

GABA神経が抑制

そこそこ頑張ろう!

 

『エンドルフィン』が分泌されると・・・

エンドルフィンを分泌

GABA神経を抑制

ドーパミン分泌の抑制がない

うぉおおおおお!(笑

簡単なイメージとして持っておいてくださいね。

 

例えば・・・

人に自分の趣味や好きな事を説明していて「教えてくれてありがとう^^」などと言われ感謝された時に、更に話を続けて時間を忘れるくらい話をしたことありませんか?

人に感謝されると『エンドルフィン』が分泌されますのでより話をしてしまうのです。

ですので、人間は「快」の刺激をうけて、『エンドルフィン』も一緒に分泌されると「ドーパミン」との足し算ではなく相乗効果を得られるのです。

▼ドーパミンの参考記事はコチラから▼

 

感謝とエンドルフィン

 

感謝すると『エンドルフィン』が分泌されます。

なぜなら

人は人に「協力」したり「お願い」されたりすると「幸福感」を得られるからです。

こちらも『感謝とエンドルフィン』の関係について研究が行われたのでご紹介したいと思います。

 

NIH(アメリカ国立衛生研究所)の研究グループの研究

手順:金銭授与のない「ボランティア活動」をしている人の脳を、核医学検査によって画像化する。

結果:「ボランティア活動」をしている人の脳は「報酬」を受けた時と同じ活性パターンが明らかになった。

結論:人は「金銭による報酬」だけでなく「精神的な報酬」の「感謝」でも「達成感や幸福感」を強く感じることがわかった。

『エンドルフィン』は身体の免疫力を上げる効果があり、「精神的な報酬」を得ると「ドーパミン」も一緒に分泌されます。

「ドーパミン」と『エンドルフィン』の相乗効果からみても

人は人に「協力」したり「お願い」されて「感謝」されることを、人間の本質として望んでいることがわかった。それは、感謝されると『エンドルフィン』が分泌されるからです。

 

失敗に感謝すると

 

「失敗に感謝」できるようになると「自分自身のストレスに負けない強い人」になれます。

 

先程のも記載しましたが「感謝」することで『エンドルフィン』が分泌され、「精神的ストレス」を沈静化されます。

チャレンジしていて失敗しても「失敗という経験ができてよかった」とか「失敗の積み重ねがあったから今成功できたんだ」とか失敗に感謝できるようになったら

失敗して落ち込んでいる時に「ノルアドレナリン」が分泌されていても『エンドルフィン』が分泌されれば、シナプスの電気信号の通りがよくなり、結果として「記憶力」や「学習能力」の効率が高まります。

そして、ストレスの沈静化をおこない、自己免疫力が高まり次に向けって頑張ることができるのです。

 

アドラー心理学で「感謝は自分や相手に勇気づけをする」とあります。

脳内物質の観点からみてもそれと全く同じような結果がみられました。

失敗しても自分を褒めてあげてください。そしてその失敗に感謝してください。

 

それができるようになれたら、成功はもうすぐです。

スポンサーリンク



まとめ

 

まだ記載したいことがいっぱいありましたが、一旦ここでまとめたいと思います。

 

『エンドルフィン』を理解し、コントロールできると

  • 集中力の高め方についてわかる。
  • ストレス等の鎮痛効果を知ることができる。
  • 幸福感のメカニズムを理解できて意図して出せるようにできる。

の3つのメリットがあります。

 

『エンドルフィン』とはズバリ『究極集中ホルモン』です。

 

『エンドルフィン』が分泌されるときは「究極な状態の時」に分泌されます。

例えば・・・

長距離を走っているとある時を境に身体が軽くなり気分も総会になります。

これが「ランナーズハイ」で『エンドルフィン』が分泌されることで集中力、達成感、幸福感を得られます。

 

只、ストレスが過度がかかった場合で、『エンドルフィン』が分泌されることもありますが「癒された」「リラックスした」と感じた瞬間にも『エンドルフィン』が分泌されます。

それはペットによる癒しの効果で、心と体がリラックスした状態で脳のα波(アルファ波)が出やすくなります。

そのα波(アルファ波)がでた状態が『エンドルフィン』が分泌されやすい状態なのです。
α波(アルファ波)は「癒しの時間」を持つことで出やすくなりますので、自分流の「癒しの時間」を作ると「ストレスの沈静化」に大いに役立ちます。

 

人間は快の刺激を得ると、「ドーパミン」と一緒に『エンドルフィン』が出やすくなります。

そして、人は感謝すると『エンドルフィン』が分泌されます。
なぜなら、「ボランティア活動」をしている人の脳は「報酬」を受けた時と同じ活性パターンが明らかになったからです。

 

以上のことからアドラー心理学で「感謝は自分や相手に勇気づけをする」と言われるように、失敗に感謝できるようになったら、自分で作り出した苦しみから解放されるようになります。

以上本日は以上となります。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます^^b

 

▼今回のエンドルフィンの参考記事はこちらになります▼

スポンサーリンク




おすすめの記事