社会人になると職場の付き合いで同僚やと一緒に飲み会へ誘われることが多々あると思います。
しかし、私自身はお酒は大丈夫なのですが、中々コミュニケーションがとることやぼっちになったり空気を読むのが苦手なので、飲み会の参加は凄く行きたくありませんでした。
飲み会で、空気が読めて会話が弾むような形になったらどれだけ楽なんだろうかと思い、実際に使えた心理学をご紹介したいと思います。
今回もよろしくお願いします。
目次
【飲み会】職場の同僚と行きたくない人のための心理学【ぼっち対策】
同期の方に飲み会に誘ってもらって、舞い上がって行くのはいいものの
その後、会話に入れないまま周りに気を使われて気まずい空気になったことありませんか?
一緒に居酒屋で会話をしている時に別次元の住人だと思うくらい、時空の歪みを感じた時もあります。
しかし、安心してください。
今回の飲み会で使える心理学は
- 相手の姿勢や仕草で気持ちを読みとる方法
- 無意識にでてしまう表情や行動を読みとる方法
- 意見が割れた時の対応する方法
- 飲み会に行く人達と仲良くなる方法
- 飲み会で空気を読める方法
をご紹介したいと思います。
それでは早速ご説明していいきたいと思います。
【飲み会】職場の同僚と行きたくない人のための心理学① 相手の姿勢や仕草
姿勢で相手が心を開いているか、閉ざしているかわかります!
相手の姿勢や仕草の心理について
- 「オープンポジション」
- 「クローズドポジション」
があります。
「オープンポジション」は相手を受け入れ、心を開いている状態です。
- 腕を組んだりせず、背筋をのばして相手と向き合う姿勢のこと。
「クローズドポジション」は相手のことを拒否している姿勢のことです。
腕や脚を組んだり、障害物を挟んだりする姿勢のこと。
アメリカの心理学者マクギンリーさんによると
オープンポジションの特徴
- 意見の変更が起こりにくい
- 好感度は高い
- 説得力が高い
クローズドポジションの特徴
- 意見の変更が起きやすい
- 好感度は低い
- 説得力が低い
と提唱しており、
飲み会に限り「クローズドポジション」を取るメリットはありませんね。
自分自身が心の壁を作ってしまうと相手も気を使ってしまって
打ち解けるのが難しいので、会話がうまくできないのなら
「オープンポジション」を意識してみましょう!
次は、自分ではなく飲み会で相手の気持ちを察する方法をご紹介したいと思います。
精神医学者シェフレンさんが
「脚を見れば、その人の心理状態がわかる」
提唱していますので、ご紹介したいと思います。
脚を組んでいる人がその脚を組み替えるのは、20分間に2回~4回が標準です。それ以上は高ぶった感情を押さえようとしている。
更に、性格分析もできます。
性格分析
- 右足を上にする人は内気な性格
- 左足を上にする人はわがまま
という風に、脚元を見るだけでここまでわかってしまいます。
これらが自在に使えるようになったら、相手が好意を持ってくれることもわかってきますので、是非ご活用ください!
【飲み会】職場の同僚と行きたくない人のための心理学② ノンバーバルコミュニケーション
無意識に出てしまう、相手仕草を察知して飲み会で実践してみましょう!
ノンバーバルコミュニケーションとは
表情や声、仕草など言語以外で取るコミュニケーションのことです。
人は、無意識に表情や仕草に自分の気持ちがでてしまうのです。
なぜなら、人間が生まれてくる過程で
- 受精卵が細胞分裂を繰り返す。
- 胞胚期に入る
になります。この時に、外胚葉と中胚葉と内肺葉の三つに分かれて
表情や脳や神経や目は外肺葉から作られます。
つまりは、脳と表情や目は兄弟みたいなようなものなんです。
▶参考URLはコチラから
ですので、無意識に表情や仕草に自分の気持ちがでてしまうのです。
アメリカの心理学者 アルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」も
ノンバーバルコミュニケーションのことを説明されています。
それでは、ノンバーバルコミュニケーションの特徴について見ていきたいと思います。
- 前傾姿勢で話を聞く人は相手の話しに興味がある。
- 会った瞬間に頬の筋肉があると好意がある。
- まばたきの回数が多い人は緊張している。
- 喉もとを触る人は嘘をついている。
- 会った瞬間に眉間の筋肉が動くと嫌がっている。
などがあります。
これらを意識しながら飲み会で会話や注文をすると、とてもタイムリーな人になれます。
【飲み会】職場の同僚と行きたくない人のための心理学③ 社会的比較理論
飲み会などで意見が割れた時に役立つ法則です!
社会的比較理論とは
他人と比べること自分の立場が分かる。
という法則です。
この「社会比較理論」がどのようなものかというと
人は、自分自身を正しく評価したいという欲求を持っていて
客観的な基準がない場合は、他者と比較することで評価を行います。
例えば
仕事で向上心のある人の場合
「先輩みたいに、頑張って仕事をテキパキこなせるように頑張るぞ!」
という風に、上司や先輩と比較します。
これは、「上方比較」といい、優秀なグループを目指します。
仕事に対して卑屈な人の場合
「俺以外にも失敗してるやつがいるぞ!」
という風に、自分より不幸であったり
優れていないと感じる集団をみると安心します。
この法則で良く活用されるところで
販売では「商品の人気ランキング」
自分の選択対する比較対象があると安心する。
1番を選ぶか、ランキング外を狙うかはその人次第です。
宣伝では「試さないとわからない」
というキャッチコピーで、あえて比較させる方法もあります。
教育では「グループは同レベルにする」という方法があり
あまりにもかけ離れた人ととは比較する気にはなれないのです。
これらの法則を活用して、飲み会で意見が割れた時に自慢話が始まりましたら
自分の失敗談や相手を褒めてあげる事で相手が気分良くなります!
【飲み会】職場の同僚と行きたくない人のための心理学④ ミラーリング
相手に好かれる手段の一つ、ミラーリングです!
ミラーリングとは
好意を抱いている相手の行動を真似絵しまう
ことをいいます。
なぜかというと
人は幼少期の頃から成長していく過程で、人を真似しながら成長してきました。
その近くにいるのが、母親であり一番頼りにしている人なのです。
それが、DNAレベルに刷り込まれていて、頼りにしたい人や信頼できる人を
真似をするようになるのです。
例えば、長年寄り添った夫婦もにてくるのは、それだけ信頼できている証拠ですね。
具体例として
- 相手と同じものを注文する。
- 相手と同じタイミングでドリンクを注文する。
- 相手の話し方と同じペースで話す。
- 相手が悲しんでいれば一緒に悲しみ、喜んでいれば一緒に喜ぶ。
などがミラーリングの効果となります。
類似テクニックとして
クロスオーバーミラーリング
相手が動作したら同じタイミングで動作する。
例:相手が飲み始めたら、自分は食べる。
ペーシング
相手の話すペースに合わせる会話のテクニック
例:相手が「ねぇ~~」と語尾を伸ばしたら「ねぇ~~」と同じように伸ばす。
バックトラッキング
相手の感情や経験した事実をそのまま言えば、肯定された気分になる。
例:「この間の取引先で、めっちゃイライラしてさ!」
「それはめっちゃイライラしますよね!」
このように「ミラーリング」をうまく活用して皆と飲み会を楽しみましょう!
【飲み会】職場の同僚と行きたくない人のための心理学⑤ 同調実験
ついつい、周囲の意見に流されちゃうことありませんか?
人は集団の圧力に弱いんです。
これを同調実験といいます。
また類似の心理で【社会的証明】というものもあります。
人は、明らかに正しくないと思っていても、周囲の意見に従ってしまうのです。
自分の考えが曖昧であればある程、その傾向が強いのです。
▶社会的証明のURLはコチラから
これについては、実験がありますのでご紹介したいと思います。
[timeline1] [name1 title=’アメリカの社会心理学者 ソロモン・エリオット・アッシュの同調実験’][/name1] [tl1 label=’STEP.1′ title=’【手順】‘]7人の学生に線の書いてあるカードを1枚見せて、次の3枚のカードと同じ線の長さのカードを選んでもらう。そのうち6人はサクラ。
① 線が一番長いカード
② 線が一番短いカード
③ 全く同じカード
- サクラ6人が全員間違えると32%の人が同調して間違える。
- サクラ1人が正解を選ぶと5%まで同調が下がる。
- 間違えるグループが2人までの少数だと同調率が13%に落ちる。
- 間違えるグループが3人以上からは31%~32%になって変わらない。
このように
「自信のない時」や「あいまいな感覚のまま」の場合
人の意見に非常に流されやすいのです。
活用方法としては、相手が迷っている時こそ「みなさんもおすすめする」などのキャッチコピーなどを使ってみましょう!
【飲み会】職場の同僚と行きたくない人のための心理学【ぼっち対策】のまとめ
今回の記事のまとめ!
【職場の同僚と行きたくない人のための心理学】ぼっち対策
- 飲み会の空気が読めるようになる。
- 無意識に出てしまう仕草をみて、相手の気持ちを察することができる。
- 皆と楽しく飲み会に参加できるようになる。
【ぼっちにならない方法】とは
① 常にオープンポジションを意識し、相手にはクローズドポジションや脚を組み替えている人を見かけたら、声がけをしてあげましょう!
② 無意識に表情や姿勢に自分の気持ちがでてしまうので、会話の内容よりも相手の表情や姿勢を意識しましょう!
③ 相手が自慢話をしてきたら、周りと比較したがっているので褒めてあげたり、失敗談をしてあげる事によって喜ばせてあげたり、安心させてあげたりしましょう!
④ 好意を抱いている相手の真似をしてしまう「ミラーリング」を活用し相手とのタイミングを常に合わせていきましょう!
⑤ 人はあいまいな気持ちや感情的な時ほど、周りの意見に流されやすいのです。ですので、飲み会で突発的な提案がでたら周りの人を味方につけましょう!
これらの法則を活用して、同僚との飲み会を是非楽しんでください!