ドーパミン

ドーパミン活用法

 

それでは今回は『脳内物質』のドーパミンについてお話をしていきたいと思います。

 

いきなり説明に入る前に簡単に脳内物質のお話をしたいと思います。

 

脳内物質は生成されて分泌されて受容体(レセプター)に投射されて効果を発揮します。

 

簡単なイメージとしては

懐中電灯に新しい電池を入れる(生成)

真夜中に懐中電灯の光に投射されて(分泌)

光が目に入って(受容体)

「まぶしっ!」(効果)

みたいな感じです。

 

ざっくりとしたイメージだけ思っておいてください。

 

ドーパミンとはやる気の源って知っていましたか?

 

ドーパミンとは『やる気ホルモン』です。

よく、幸福ホルモンとか言われますけど、どちらかというと私の考えになって申し訳ないのですが、幸福というよりはやる気に当たる部分だと思っています。

分泌されるときは2パターンあります。

① 目標を立ててイメージした時

② 目標を達成した時

まさに未来に向かっての行動するために分泌されるものですね。

 

活用方法に行く前に『ドーパミン』の説明を先にしてきたいと思います。

 

ドーパミンの生成・分泌、効果

 

『ドーパミン』の「生成」される場所は、中脳の腹側被蓋部(ふくそくひがいぶ)にある「A10」と呼ばれる神経核です。

腹側被蓋部(ふくそくひがいぶ)から『ドーパミン』の流れる経路は、主に「2つ」あります。

① 中脳皮質(前頭葉・側頭葉など)

② 大脳辺縁系(海馬・側坐核等など)

の2つになります。

 

中脳皮質に投射されると

  • 前頭葉の「前頭連合野」の「ワーキングメモリ」が活性化
  • 側頭葉では「学習・記憶」が活性化

になります。

 

因みに「ワーキングメモリ」とは短期記憶のこと

 

学習机で例えると

  • 引き出しにしまってずとっとしまっておくのが「長期記憶」
  • 机の上ですぐ取り出せるのが「短期記憶」になります。

テスト開始5分前で覚えたことなどが「短期記憶」になります。

 

大脳辺縁系』に投射されると

  • 海馬に投射されることで「学習・エピソード記憶」が活性化。(情動記憶とも言われています。)
  • 側坐核(快感)が活性化してモチベーションが更に高まる。

特に注目すべきところは側坐核」が刺激されると更に『ドーパミン』が分泌され「快感」が生まれます。

 

🔻勉強や学習に役立つ大脳辺系の参考記事はコチラ

ですので、ドーパミンは人間の学習や行動の動機付けとなり「より多くの快感を得る」ために「目標を立てたり、目標を達成」したり「次の報酬を得るため」にどこまでも高みを目指します。

 

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イメージのしやすさがドーパミンを分泌させる!?

 

ドーパミンを分泌させる方法は「成功へのプロセスがわかりやすかった時」です。

 

社会心理学者のペティア・ペトローヴァさんの論文で

<実験>

(問) イメージしやすかったものに対してどんな反応をするのか?

(目標設定)顧客にレストランや食事や旅行休暇を楽しんでいるところを想像してもらう。

(結果)想像が簡単な場合には購買意欲があがった。

 

想像しやすさでドーパミンの分泌され、目標に向かって行動しようとする。

 

脳は現実とイメージの区別ができませんので、「シュミレーションやプロセスの設定」はやる気を促すのに非常に大切なわけですね。

 

ドーパミンの報酬パターンをつくりだせ!!

 

やる気やモチベーションは「側坐核」が興奮した時に分泌され、報酬を得た時に興奮します。

報酬は

  • 楽しかったり
  • 嬉しかったり
  • 何かを達成したり
  • 人から褒められたり
  • 人から愛されたり

精神的な報酬によって、「側坐核は興奮します。

このパターンで、自身の能力を向上しながら自然と学習して自己成長が促されます。

 

具体的な方法論

 

それでは方法論にいきます。

 

① 明確な目標を設定。

・ ワクワク感やドキドキ感を感じる時にドーパミンが分泌されるので、それを基準に目標を設定するとドーパミンの出る目星がつきます。

 

・ ワクワク感があるとドーパミンが分泌されるのも動物実験からもわかります。

手順:ラットを「ランプが点灯すると砂糖水が出る装置」が入ったゲージにいれる。

結果:何度か試行錯誤するうちにラットが学習します。そうすると、「ランプが点灯したとき」と「砂糖水を飲んだとき」に、脳内でのドーパミン分泌が観察されました。更にランプが点灯しただけで、より多くのドーパミンが出るようになりました。

結論:ラットの頭の中で「砂糖水を期待したとき」と「実際に砂糖水を得たとき」の2回に分けてドーパミンがでていることが分かりました。

 

② 目標達成した自分を「鮮明にイメージ」する。

・イメージのしやすさがドーパミンを分泌させるですね!

⓷ 目標を繰り返し確認する。

・ラットの実験の通り、再度イメージを復習することでドーパミンを分泌させます。

 

④ ポジティブな気持ちで実行する。

・人の情動は「快を求め」「不快を避ける」のでネガティブになったら目標を投げ出してしまいます。

 

⑤ 自分にご褒美を与える。

・「報酬」を得ることで更にドーパミンを分泌させます。

 

⑥ 新しい目標を設定する。

・現状維持を考えた瞬間ドーパミンを分泌が終わってしまうから。

トップアスリート達が一番いい成績をとっても満足しないようにするのは、ドーパミンを分泌を終わらせないようにするためでもありますね。

 

⑦ 目標達成のプロセスを繰り返す。

・常にドーパミンを出すクセをつけてる。

どんな些細なことでも達成感を見つける。

 

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まとめ

 

『ドーパミン』はなにかの報酬を得るために分泌され、達成して報酬を得た時に、さらに報酬を得ようとしてドーパミンが分泌されます。

 

そして、「なんか俺にも達成できそうだな」とか「成功への道筋がわかったぞ!」と思った時にドーパミンが分泌されます。

 

ドーパミンが分泌されると、ワーキングメモリの短期記憶や海馬などの長期記憶が活性化するので、目標を立てて行動することは人間の学習能力を向上させ、より多くの快感を得るために人間はどこまでも高みを目指すのでした。

 

今回の内容と「無計画な精神論」と「脳内物質」を合わせてみて頂くとわかりやすいかもしれません。

 

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それでは今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございまいした^^b

 

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