【簡単解説】アドレナリンの作用を徹底作用【覚え方】

アドレナリン
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アドレナリンとは

 

アドレナリンとは「勝負物質」です。

アドレナリンは恐怖や不安を感じた時に交感神経から指令を受けて副腎髄質から分泌され「闘争」・「逃走」を助けるホルモンです。血中に放出されると、心拍数や血圧が高まり筋肉に血液が生き渡ります

血糖を高め、瞳孔を開き覚醒度を上げ注意・集中力を高め身体と脳を「臨戦状態」にします。

例えば

自宅の家が焼けてしまって、目の前のタンスをおばあちゃんが担いで逃げた。

なんてこと実際あったらしいのですが、まさに「勝負物質」・・・力も湧くし逃げるのも早くなるですね。

 

興奮系伝達物質

ノルアドレナリン」と「アドレナリン」と「ドーパミン」はいずれも興奮系の神経伝達物質で密接な関係があります。

アドレナリンの生合成プロセスについて見ていきましょう。

チロシン

L -DOPA

ドーパミン

ノルアドレナリン

アドレナリン

このように生合成が「チロシン」からはじまり「L -DOPA」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」「アドレナリン」の順番で生合成されていますね。

 

生成の順番は大切になってくるのでここでしっかり覚えておくと色んなところで役立ちます。

 

ドーパミンとアドレナリンの違いは「ゆるやかに興奮する」か「突発的に興奮する」かの違いになります。

 

例えば

転校生に足を引っかけることから始まったイジメが、日に日にエスカレートしてトイレの中にいる時に水をぶっかけるとかです。

これは「ドーパミン」の作用です。

 

足を引っかけられて、めちゃくちゃムカついたから殴る。

これが「アドレナリン」の作用です。単刀直入ですよね(笑

 

これが「ゆるやかに興奮する」か「突発的に興奮する」の違いになります。

 

ノルアドレナリンとの違い

「名前」と「恐怖や危険を回避」など似ていますが、全く同じではありません。

・「ノルアドレナリン」は「主に脳と神経系を中心に活躍します」

・「アドレナリン」は「脳以外」の「身体の各臓器、特に心臓や筋肉を中心に影響を及ぼします。」

 

そして、ノルアドレナリンとアドレナリンの受容体(レセプター)は全身にありまが割合として・・・

・ノルアドレナリン受容体は脳へ分布

・アドレナリン受容体は全身の臓器に分布する。特に「心筋」「平滑筋」などの筋肉に多い

ですので、「いきなり殴ったり」「逃げたりしたら」「前頭前野が機能していない」のでかなり疲れていると判断しましょう。

アドレナリン活用法!!

まず第①方法『シャウティング効果』です。

・「大きな声を出して、アドレナリンを分泌させる」方法です。

気合を入れえるためという、心理的な理由ではありません。

大きな声を出すことで、脳に刺激が与えられ「アドレナリン」が分泌されるからです。実験的にも確かめられています。

具体的には

・野球やバレーなどのスポーツで「ファイト!オー!」「ファイト!オー!」と叫び声を共鳴させることにより、気分を盛り上げ団結をはかります。これは、共鳴することによって「オキシトシン」の分泌もされ団結力が上がります。

・個人競技の格闘技も「攻撃の瞬間」や「攻撃の合間」に『シャウティング』していますよね。

これらは、アドレナリンによって精神的な集中力を高め、かつ筋肉にも力がみなぎる。
ですので、「大きな声を出して、アドレナリンを分泌させる」ことができるのです。

まず第②方法『火事場のバカちから効果』です。

あえてピンチの状況を想像します。脳は現実とイメージの世界が区別できないので今までにないピンチを想像します。
そして、自分を奮い立たせます。

①と②を合わせることでイメージの中で「シャウティング」するだけでも効果あります。

 

アドレナリンの過剰分泌による悪影響

 

アドレナリンは「勝負物質」なので、「強力なホルモン」でもあり、過剰に分泌すると「命をおびやかすホルモン」でもあります。

 

なぜなら過剰な分泌によって血圧が上がり、筋肉が過剰に血液から送られて「筋肉がこわばってしまい思うように動けなかった。」とアスリート達がそういった徴候が見受けられるそうです。

その他にも格闘技では選手が興奮しすぎて過剰に攻撃を加える場面があります。
例えば、倒れた相手に対する攻撃を加えたりして反則になるなどです。

身体の方では血圧上昇するため、アドレナリンに頼りすぎると「心臓疾患」「脳卒中」「糖尿病」だけでなくうつ病などの心の病気にもなります。

 

ですので、心臓が「ドキドキしずぎ」や頭が「ボーっと」してしまうなどの「アドレナリンの過剰分泌」は悪影響になるのです。

 

アドレナリンをオフにする7つの習慣

「アドレナリン」に密接に関係のある「交感神経を副交感神経に切り替える」方法を7つ紹介ます。

① 興奮系娯楽はほどほどに。

例えば
・カラオケ、ホラー映画、ゲーム等・・・つい、やっちゃいますよね(笑

 

② 風呂シャワーの温度を気を付ける。

・目安がお風呂の温度が
「40℃以上」が「交感神経の活性化」
「40℃以下」が「副交感神経の活性化」

③ 入眠前に激しい運動をしいない。

・単純に筋トレをしいないこと。
・ストレッチ、ヨガのようなスローな運動がオススメ。

④ 遅くまで残業しない。

・できれば寝る2~3時間前には仕事を終わらせる。
・実体験では2~3時間前まで仕事を続けてると感受性がだいぶ落ちて「怒りっぽく」なりました。

 

⑤ ゆるい時間をもつ

・嗅覚は大脳基底核に関係していますのでアロマの香りを楽しむことなど
・目を休ませること、視覚からの情報は90%なので休ませてあげるだけで凄くスッキリします。

⑥ 家族や仲間と過ごす。(コミュニケーションによる癒し)

・気の知れた友人と時間を過ごす。

⑦ 休息を意識する。

・疲れたらもう休んでください(笑

 

以上、ざっくりではありましたが、「アドレナリンをオフにする7つの習慣」でした。

パーソナルスペース

満員電車で「アドレナリン」がどれだけ分泌されるかの研究がありました。

・手順
「臨戦態勢の戦闘機のパイロット」「機動隊の隊員」「電車で会社に通勤する人」の心拍数や血圧を測定する。

・結果
「満員電車」で「電車で会社に通勤する人」は「臨戦態勢の戦闘機のパイロット」「機動隊の隊員」よりも、強いストレスを受けていることが分かった。

 

スウェーデンでも「混雑が心身に与える影響」を調べた研究もあります。

・手順
終点に近い途中の駅から「混雑した車両」に乗り込んだ乗客と
出発駅近くの「空いた車両」のときから乗った乗客の「アドレナリンの数値」を比べる。

・結果
「混雑した車両」の乗客から採取した尿から高いレベルのアドレナリンが検出された。

 

また別の動物実験で・・・

・手順
狭いゲージにたくさんのラットを過密状態にして飼育する。

・結果
ラットの血液中のアドレナリンの血中濃度が異常に高値となり、噛みつき合うなどの攻撃行動が増えた。

・更に密集を進めてみると・・・
共食いや雄同士での交尾も認められたそうです。

 

結論:こうした研究結果からも、満員電車などのパーソナルスペースが狭い状況では、イライラしたりとか怒りっぽくなるという感受性をコントロールできないので、「部屋の整理整頓・適切な人との距離感」は心の安定に必要な事がわかった。

 

まとめ

 

・アドレナリンは「勝負物質」であり、興奮や怒りと関連して分泌される。

・アドレナリンは脳よりも身体機能を瞬間的に高めてくれる。

・「シャウティング」や「ピンチを想像」することでアドレナリンの分泌を意図して出せることができる。

・ただし、30分以上の分泌はかえって無気力になる。

・アドレナリンを抑える7つの習慣を意識していざというときにアドレナリンを使う。

・人との距離感や部屋の片づけを意識することで、無駄なアドレナリンの分泌を抑える。

以上今回は「アドレナリンの活用法」についてお話をさせて頂きました。

今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございます^^b

 

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